協会について 公益法人協会について

ご挨拶

公益財団法人公益法人協会(以下、公益法人協会)は、2022年10月17日、創立50周年を迎えることができました。人生100 年時代と考えると、ちょうど折り返し地点になります。これもひとえに会員の皆様や、多くの関係各位のご支援、ご指導の賜物と心より感謝いたしております。

公益法人協会は、1972年耕文社という印刷業を営む渡辺昌夫氏が私財を出捐し設立した個人立の財団法人です。基本財産500万円という当時としては大変少額なものでしたが、「公益法人は新しい時代を拓く組織である。主務官庁の許可監督制に対し、公益法人側が横のつながりを通して学び、連携し、公益法人の活動を社会に発信し、団結してより良い制度となるよう要望もしていく」という考えのもとで、公益法人協会を設立したようです。渡辺氏の周りには志のある人々が多く集まり、喧々諤々の議論もなされ、あたかも公益法人のサロンとなっていたようです。

創設者の考え方は、今でも公益法人協会のミッションとして受け継がれており、公益法人の存在意義、公益とは何か、海外の公益法人制度はどうなっているのか、非営利法人の全体像はどうなっているのか等、非営利公益活動に関する法制度、税制度、会計基準等海外の制度研究を含め調査研究に多くの時間を費やし、微力ながら公益法人の皆様の活動を運営面からお手伝いさせていただいてまいりました。

公益法人協会は、今後もより良い民間公益活動ができますよう全力を尽くす所存です。これからもご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

(『創立50周年記念誌』「刊行にあたって」より)

公益財団法人 公益法人協会
理事長 雨宮 孝子

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