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能登半島での支援活動・被災地視察報告

「令和6年能登半島地震 草の根支援組織応援基金」の助成金配分に関する参考情報を事前に収集するため、2024年9月4日から6日の3日間の日程で当協会役職員2名を派遣し、輪島市、珠洲市、能登町を視察してきました。

(現地の状況)
・金沢市内から能登までの幹線道路は通行はできるのですが、とことどころ陥没、段差のため依然工事中の箇所がありました。2車線を1車線にしたり、片側時差式通行にしているところがまだ残っていました。
・お店も徐々に営業を再開しており、日常の生活は戻りつつありますが、がれきが撤去されず残っていたり、損壊家屋の撤去が進まない現実もあります。公費解体の制度もあるのですが、自身の土地家屋だけではなく、両隣の地権者の了解が必要になり、地権者の所在がわからず確認が進まないのも要因。輪島朝市地区は権利関係が整理できて、ほぼ解体して更地になりつつあります。他は震災当日のままのところや、片付けが終わり空き地にしてしまったところが点在している地域もありました。
・輪島市、能登町の水道、電気のインフラはほぼ復旧していますが、珠洲では、電気はほぼ復旧しましたが、水道は本管までは復旧していても、自宅内までの引き込みができない世帯もまだあるとのことです。
・避難所の住民の方々は、仮設住宅が完成しているところから入居中の段階で、支援者も数が減りつつある中、今後は仮設住宅に移ってからの支援が求められています。

(現地の様子)
2024年9月4日~6日 石川県被災地視察(輪島、珠州、能登町)

※能登半島地震で大きな被害を受けた能登北部地域では、9月21日の記録的な大雨により、河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎました。地震被害からの復旧半ばでのさらなる災害を受け、支援が必要な状況は続いています。本基金は募金を受付中です。皆様のご支援ご協力をお願いいたします。
「令和6年能登半島地震災害基金」寄附金受付中―被災地の復旧・復興活動を中長期的に支援―



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